2018年2月24日土曜日

フローリングのへこみ以上に心が凹んだとき、補修の前にするべきこと

言い訳じゃないんですけど、いや言い訳ではあるんですけど、疲れてたんですよ
でもどうしてもパンケーキが食べたかったんですよね。
チョコレート入りの。
だから焼いて食べてたんですよ。

犬たちは満腹でウトウト。
それを眺めながら甘いパンケーキで疲れを癒やす……はずだったんです。

がっしゃーーーーん!!!

突然大きな音がしました。台所から。
一体何が起きたのか。
絶対音感じゃなくてもわかります。
フランパンが床に落ちました。

なぜ誰もいないはずの台所のフライパンが床に落ちるのか。
今日はそんな怪奇現象にクローズアップ、するわけもなく、単に私が疲れてて、不安定な置き方をしたんです。
その上フライ返しまでフライパンに立てかけてたっけ。
そりゃバランスを崩しますわな、って後で思えばどうしてそんな置き方したんだって感じなんですが、どうしてかと言えば答えはシンプルです。
疲れてたんです。
疲れて思考能力が著しく低下してたんですよ。

で、フライパンなんか落ちたっていいじゃないですか。
100回落ちたって構わないですよ、全くもって。
(フライパンごめん。)
問題は落ちる場所ですよね。
台所の床はフローリングなので、硬いものが落ちれば何らかの被害があるはずです。
恐る恐る確認すると、べっこり凹んでます。


いやね。
べっこりって言っても、立ったらほぼ見えないくらいの凹みなんですよ。
(私が近視だからか?)
でもね、私がフローリングにつけた傷の中では人生で一番大きな凹みです。
ものすごく凹みました。私も。

もしかして今凹んだわけじゃなく、前からあったものなのでは?なんて考えようとして、フライパンを置いてた位置から落ちるシミュレーションをしてみました。
ゆっくり柄から先に落下して………震えました。
ぴったり一致します……フライパンの柄の形状と凹みが。
そして自分の思い描く、フライパンが描いたであろう放物線の先に、寸分違わず待っている凹み。
自分のシミュレーション能力にも震えました。
少し食べたパンケーキのブドウ糖のお陰でしょうか。
それとも高校の頃の物理の先生の教え方が良かったのかな。
マジ超怖くて必死に勉強したもんなあ。

…と、そんなことを考えていたらですね。
犬たちが心配そうにやってきました。

「おかあさんだいじょうぶ?いたいの?」

そんな顔で。
そのとき私の頭に電流が走りました。
痛くない。痛くないのです。
そうだ、傷ついたのがフローリングで、どんなによかったか。
もしフライパンが落ちたところに犬がいたら。
その辛さは今の比ではなかったでしょう。
よかった、傷ついたのがフローリングで、超ラッキー!

そしてトイプーくんが、
「犬くんのお母さん、パンケーキが冷めちゃうよ。
美味しいうちに食べよう?ね?」
なんて顔で見つめてきます。
なんて、なんて大人なの?
人間年齢に換算すると私より断然年上だもんなあ。
トイプー兄さんに肩を抱かれてリビングに戻って食べたパンケーキは、まだあったかかったです。
(肩を抱かれたのはイメージです。)


もしかして、同じ経験をした方が、コレを読んでいるかもしれません。
フローリングを傷つけて、世界の終わりかのように凹んでしまった人。
次のチェックリストを見てください。

□あなたの犬が怪我をしましたか?
□あなたの犬はそれによって悲しみますか?
□パンケーキのこと、忘れていませんか?

「犬」と「パンケーキ」のところは、自分の大切なものに置き換えて考えてみてください。
上の2つにチェックがついたなら、引き続き打ちひしがれてください。
最後の1つにチェックをつけた人は、早くそちらに目を向けてください。
フローリングを見つめていても、何も解決しませんから。



ちなみに大きな音が響いたとき、うちの犬は跳び上がって驚きました。
さすがシェルティ、繊細です。
意外とトイプーくんは慌てなかったんですよ。
立ち上がりすらしなかったし。
さすがうちの犬より2倍生きてるだけあるなあ。
それとも慣れてるのか?
(どうなんだ友人よ。)

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